Vintage Souvenier Buildings

Miniature Monuments　

買い付けに行くと、いつも気になるのが世界の古いお土産品。今回もいくつか入荷しました。
ニューヨークの顔・自由の女神、よく映画のラストシーンに登場するワシントン・モニュメント、パリのシンボル・エッフェル塔。
ミニチュア・ビルディングがお土産品として作られ始めたのは1870年代頃の事。1940年代まで大変人気があり
多くのメーカーが生産していましたが、現在アメリカで生産しているメーカーは2社のみになってしまったそうです。
ヨーロッパでは有名な観光名所（エッフェル塔・凱旋門etc...）の物しか作られなかったのに対して、
アメリカでは観光名所でもないオフィスビルや銀行、球場など色々なミニチュアが作られていました。
単にお土産品として売られていただけでなく、企業広告・販売促進などのノベルティーとして配られていた物もあります。
例えば貯金箱など…。ガラス・陶器・鉄・鉛・シルバー・真鍮・プラスチックなど様々な実物では有り得ない素材で作られ、
色々な質感や経年を楽しめるのがMiniature Monumentsの面白いところ。集め応えのある "コレクターズ・アイテム" です。

下の写真は1997年のECHOES Magazine のSouvenier Buildings特集で、
このコレクターは1200種類、3000体以上ものミニチュアを持っているそうです。
約10年後の今では何体になっているのでしょう？？？アメリカのコレクターはハンパじゃない。。。