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突然「すみませーん!」と背後から声を掛けられました。
見覚えのあるお顔。オーナーは直ぐに思い出しましたが
記憶力の悪い私はポカンとしてしまいました。
初めて来た場所に知り合いが!?と。
7年程前に会ったきりのHさんでした。
この“ある街”にカフェをオープンされたとの事。
ほんの一瞬お店の前を通り掛っただけなのに、
私達の事を思い出してくれるなんて…
見事な動体視力と記憶力。
はたまた、私達がインパクトのある2人だったのか…
出された瞬間に笑顔がこぼれるようなカフェラテ。
とても美味しくいただきました。
そんなステキなカフェについてはまた後日ご紹介したいと思います。
ちょっとご縁を感じる街でした。
スチール製キャビネットが入荷しました。
1920~30年代、工業デザイナー・舞台美術家として活躍した
Norman Bel Geddes (ノーマン・ベル・ゲディーズ、1893~1958年)
によるデザイン。
Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)と共に
インテリアデザインをしていた時期もあります。
代表的な作品はFuturama や Cobra Lamp など。
アールデコがお好きな方はご存知かと思います。
1929年からSimmons (シモンズ)にメタル製 ベッドルーム用家具の
デザインを提供していました。
とてもクールなキャビネットです。
普通、レールも同素材で作るところですが
こちらは木製。滑りやすい様にでしょうか。
よく考えられています。
取っ手は真鍮板を成型して作られています。
最初はブラウンの塗装だったようです。
引出し中は上段のみ中央に仕切りが付いています。
収納力抜群です。
木製の黒い取っ手を付けるとこんな感じ。
ご希望で交換致します。
Metal Cabinet
Maker: Simmons
made in U.S.A,1930~50's
Size: W/98㎝ D/48㎝ H/85.5㎝
SOLD
当店がオープンしたての頃、近所?のマダムがご来店。
気さくにお話していたと思ったら最後に
「ここ、前はお寿司屋さんだったのよねぇ。結構美味しかったのに…
いつまで持つかしらねぇ、こんな店」 と。
忘れもしないお言葉、バネにして頑張ってきました。
…が持たなかったのは私達ではなく、この建物。
取り壊しの為、立ち退かなければなりません。
今年いっぱいまでとの話だったのが、急にお盆までに
出て行って欲しいと…困った!
と言う訳で、当店7月でこの場を離れる事になりました。
9年間続けて来られたのも、今までご来店頂いたお客様、近所の家具屋さん方、スタイリストさん、各メディアの方々のお陰です。
本当にありがとうございました。
急な日程変更の為、まだ移転先が決まっておりません。物件も1点ものの家具と同じ、タイミングと相性が必要です。
新店舗はもう少し広く、皆様に居心地の良い空間と思って頂ける様な場所にしたいと思っています。
新しいモノ、コトにも挑戦したいと思います。
さあ、何処へ行こうか。
実は以前からこのBlog に登場してきた“探し物”とは移転先の事だったのです。
日々物件探しに専念。。。
雑誌「住まいの設計」の別冊号 リライフプラスが7月16日に発売されます。
当店もショップガイドに掲載して頂きました。
特集は「ヴィンテージなマンションで暮らそう!」
最近古いマンションを安く購入して内装を自分好みに改装する“リノベーション”が注目されています。
予告ですので、発売後にまた紹介させていただきます。
自分達では意識していなかったのですが、当店舗もリノベーション物件だったとは…
この物件と出会ったのはちょうど9年前。目黒通りは家具屋通りなんて呼ばれてたかな?
この場所に決めたのは近くに好きなお店が3軒あったから。
通りに物件はあったのですが、同じ通りにというのは恐れ多く、目黒通りを曲がった所に決定。
迷った通り沿いの物件は今、やっぱり家具屋さんに。
最初ここを見に来た時はビックリでした。あまりのボロさに。今だから公開しましょう。・・・でこんな感じ。
元すし屋さん。長いこと空き物件になっていた様子。
何か出そう。。。
まぁスケルトンなんてこんなものですが。
中途半端に残った壁紙とPタイルを剥がすのに悪戦苦闘。
手前に写っているのはガス栓。
ガス管は腐っていてこのまま使うと危険との事で
ガスの使用は諦めました。
何で壁がこんな風にえぐれてしまっているのか?
…で作りました。壁。
友人に少し手伝って貰いながら全て自分達で仕上げました。
腱鞘炎になりながら、作ったお店。あの頃がとても懐かしい…
オープン当初。
入り口はモンドリアン風にしてみました。オーナー作。
ただこの柄に塗装しただけではありません。
床はテラコッタのタイル。一応イタリア製。
オーナーの前職業の数々は店作りにとても役立ちました。
そして今も時々内装のお仕事等をいただいています。
モンドリアン・ドアだと開け放しておかなければなりません。
冬は寒く、夏はエアコンが効かず。
と言う事で、ガラスのドアに替え
擦りガラスの下に照明を入れてみました。
ドアノブは真鍮と革を使って作りました。
そして現在に至る。
古い建物は今の建築には無い良さが沢山ある反面、デメリットもあります。
実際、直しても直りきらない雨漏りには泣かされました。
借りる際、購入の際には色々な項目を充分にチェックを。
そして私達が最も泣かされた事は。。。次回に続く・・・
アメリカ、デイザー社のビンテージ デスクランプです。
1938年創業、現在もある会社です。
多分、この型では一番大きなサイズの物。
大きさに比例して重量もかなりあります。
方向は自由自在。
昔のアメリカの蛍光灯ランプを日本で使う時は
殆んどがスイッチを長押ししなければ…
点くまで数秒の辛抱が必要です。
塗装を剥離し、カッコイイ仕上がりです。
Desk Lamp
Maker: Dazor
made in U.S.A
Size: 台 W/25㎝ D/17㎝ H/6.5㎝
下のアーム/72㎝ 上のアーム/48㎝
シェード W /48㎝
Price: 38.000yen(税込39.900yen)
お問い合わせ
7月7日(火)~8月31日(月)
横浜美術館アートギャラリー にて
「柳宗理展」が開催されます。
私たちの日常生活にさり気無く溶け込んでいる
柳宗理さんのデザイン。
バタフライ・スツールやエレファントスツール等の
作品の他、製品模型やプロトタイプなども
紹介されるそうです。
皆さんも是非、世界のSori Yanagi デザインに
触れてみて下さい。
昨日は探し物をしに台東区へ行って来ました。
上野、不忍池の周辺は高層マンションが増え、この辺りの景色もだいぶ変わってきました。
そんな場所をウロウロしていたら、スゴイ建物を発見。
左に写っている高層マンションとのギャップがたまりません。オーラを放っているように見えました。
前々から台東区に廃校した小学校をデザイナー達の活躍する場にした所があると聞いていたので
ちょっと調べてみたところ台東デザイナーズビレッジ…旧小島小学校…!?
なんと、私の父の母校ではありませんか!とは言っても戦前の話ですが・・・
昭和3年に完成。この辺りは東京大空襲で焼け野原になったそう。戦後は改修して現在の姿になったとの事。
第二次大戦の話は耳にタコが出来るほど聞いている私。
人生で一番楽しいはずの時間をそんな時代に送った父。とても気の毒に思います。
私も父の実家(小島町のおばあちゃんの家)によく遊びに行ったものです。毎年鳥越さんのお祭りには必ず参加。
幼い頃に見た風景の面影を残しつつ、どんどん新しく変わって行く街。
そんな中、思い出の場所に1つでも懐かしい建物を残してくれるのってとても嬉しい事です。
欧米では古い建造物当たり前、でも地震大国日本。なかなか難しいですね・・・
久々にとても懐かしい、下町の空気を吸って来ました。
メンズノンノ7月号「集まれ!器LOVEな男子たち」のコーナーで
スタイリスト二村毅さんに ラッセル・ライト
アメリカンモダンのテーブルウェアーをご紹介頂きました。
二村さん、ヒースの食器もお気に入りとの事。
その他色々な陶器が紹介されています。
ル・コルビュジェの記事も・・・
MEN'S NON・NO 2009年 7月号
集英社 ¥650
先日も紹介させて頂いたcraft_oneさんにお邪魔してきました。
“銀ブラ”(古っ!)も兼ねて。
1932年、昭和7年に当時としてはモダンな高級集合住宅
銀座アパートメントとして建設され、今では沢山のギャラリー
事務所、アンティーク屋さん、小物屋さんetc...が入っています。
中央区の文化財にもなっている貴重なビル。
柱・はり・手擦りなど細かな部分の創りにも注目。
そして何と言ってもこの「手動式」エレベーター。
自分で扉を開け閉めします。
初めて伺った時には「102号室ってどこ??」と迷ってしまいましたが
入り口を入って左手、一番奥のお部屋になります。
皆さんも銀座に行った時には是非寄ってみて下さい。
建物ばかりではなく、オーナーのセンスの良さと商品にも大注目です。
美味しい韓国料理屋さんにて皆で食事し、満腹で帰宅。
当店では主にアメリカからの
ヴィンテージ・アンティーク
家具・雑貨を販売しております。
又、カタログ・雑誌・CM 撮影
展示会用等にリースも承って
おります。お気軽に
お問い合わせ下さいませ。
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Contemporary: Architecture and Interiors of the 1950s
Dunbar:Fine Furniture of the 1950s
Fifties Furniture ;
by Paul McCobb:
Directional Designs
Modern Design: The Fabulous 50s
George Nelson:
The Design of Modern Design